お勧めの遮熱対策

遮熱対策は、様々な対策方法があります。
そこが断熱や防音の対策とは、少し異なるところです。

窓ガラスで遮熱する場合もあれば、
窓の外側にシャッターなどを設置して遮熱する場合もあります。
少数ではありますが、内窓で対策することもできます。

夏が暑いからという理由だけで、遮熱用のエコガラスを選んでしまうと、
確かに夏は快適に過ごせますが、冬は寒くなってしまうので考えものです。

今ある窓の状況、予算、他のお悩みなどによって、遮熱対策は様々です。
いろいろなケースに合わせてご提案したいと思います。

遮熱対策は、様々な対策方法があります。
そこが断熱や防音の対策とは、少し異なるところです。

窓ガラスで遮熱する場合もあれば、
窓の外側にシャッターなどを設置して遮熱する場合もあります。
少数ではありますが、内窓で対策することもできます。

夏が暑いからという理由だけで、遮熱用のエコガラスを選んでしまうと、
確かに夏は快適に過ごせますが、冬は寒くなってしまうので考えものです。

今ある窓の状況、予算、他のお悩みなどによって、遮熱対策は様々です。
いろいろなケースに合わせてご提案したいと思います。

お悩みごとの遮熱対策をご紹介

  1. 夏の日差しで困っていて、1年を通して電気代を節約してエコにな生活を送りたい。エアコンは嫌いなので、夏は網戸にして戸を開けている。価格はなるべく抑えたい。
  2. 夏エアコンが効くようにしたい。西日で困っているけれど、窓ガラスの外側にはシャッターなどの取り付けるスペースもない。
  3. 価格にこだわらず、一番いい方法で遮熱対策をしたい。
  4. 外の騒音で困っている。防音対策をしたい。できればこの機会に夏の日差しも和らげたい。分譲マンションに住んでいる。
  5. 夏の日中は日差し対策をしたい。夜は戸を開けて寝ていますが、不用心で心配です。戸建住宅で、雨戸がある窓と、雨戸がない窓があります。

夏の日差しで困っていて、1年を通して電気代を節約してエコにな生活を送りたい。
エアコンは嫌いなので、夏は網戸にして戸を開けている。価格はなるべく抑えたい。

対策方法 :
ガラスは、真空ガラス「スペーシアSTⅡ」に交換
窓の外側に、よしずを使って、暑さの厳しい時期以外はしまっておく

遮熱フィルムや遮熱系のエコガラスへの入れ替えですと、
夏の日差しは抑えられて快適になりますが、
冬は太陽の温かい光が入りづらくなり、冬は一段と寒くなってしまいます。

耐えられないほどの夏の暑さは1年の内でも、
せいぜい1~2ヶ月ほどですが、冬の寒さは、夏以上に長いです。

冬の太陽も取り入れたいのであれば、
ガラスで遮熱対策をしてしまうのは得策ではありません。

なぜなら、ガラスで遮熱対策をしてしまうと、
一年中日差しが入らなくなってしまうからです。

今回のお悩みご要望を叶えるには、
夏だけ日差し対策をし、冬は日差しを存分に取り入れる方法が必要になります。

ガラスで断熱、窓の外側で遮熱をしていく

ガラスは、真空ガラスなどのエコガラスに交換して、窓の断熱化をします。
そして、遮熱対策は、今ある窓の外側で対策するといった方法になります。

窓ガラスは、よしずのように時期に応じて取り付けたり
外したりすることができないのが難点です。

よしずでしたら、必要に応じて真夏だけよしずを立て掛け、
日を取り込みたい夏以外の時期は、取り外せばよく、価格もお手頃です。

よしずを使わずにガラスだけをエコガラスに交換する方法ですと、
夏の日差し対策が難しくなります。

もちろん遮熱効果の高いエコガラスの交換でしたらいいのですが、
そうなると冬も暖かい日差しをカットしてしまうため、エコな生活にはなりません。

遮熱タイプのエコガラスと、断熱タイプのエコガラスを比べますと、
夏の一時期だけでしたら、遮熱タイプのエコガラスの方が
光熱費を大幅に抑えることができます。

しかし、冬など寒い時期は断熱タイプのエコガラスの方がエコになります。
年間を通して考えてみると、断熱タイプのエコガラスの方が光熱費を抑えられます。

予算が限られているのであれば、よしずを立て掛け、
今ある窓ガラスを真空ガラス「スペーシアSTⅡ」に入れ替える方法を提案しています。

予算が許されるのであれば、
窓の外側に通風シャッターやエコ雨戸の設置をお勧めしています。

いずれにしても、ガラス自体で遮熱をすることはお勧めしておらず、
窓ガラスの外側で対策するようご提案いたします。

夏エアコンが効くようにしたい。西日で困っているけれど、
窓ガラスの外側にはシャッターなどの取り付けるスペースもない。

対策方法 :
ガラスを遮熱高断熱複層ガラス(遮熱用のエコガラス)に交換

遮熱対策として、今あるガラスを、遮熱高断熱複層ガラスへ交換します。

この方法の利点は、遮熱をしながらも、断熱効果が上がるため、
夏だけでなく、冬もエアコンの効きがよくなります。

欠点は、夏の日差しも大幅にカットしますので、日中の光熱費が上がります。

外側に遮熱に有効なシャッターが取り付けできない場合など、
窓ガラスで遮熱をしなければならないマンションなどでお勧めしています。

旭硝子では、サンバランスや、ペアプラス、
日本板硝子ではレイボーグ、エコクールといったガラスがあります。

写真は、ペアプラス(アルゴンガスの入ったエコガラス)に交換した施工現場です。

価格にこだわらず、一番いい方法で遮熱対策をしたい。

対策方法 :
ガラスは、真空ガラス「スペーシアSTⅡ」に交換
窓の外側に、通風電動シャッターの取り付け

ガラスを断熱効果の高い真空ガラススペーシアへの交換で、
冬の結露も大幅に改善できます。冬、室内を温かくすることができます。

真空ガラスは、日差しを遮る効果が少ないので、
冬でも温かい日差しを取り込めますが、夏は日差しを抑えることができません。

そのため、外側に通風電動シャッターの設置で対策します。

通風電動シャッターの利点は、
必要に応じて日差しをコントロールできるところです。

日差しを取り込みたいときは、シャッターをしまえばいいという訳です。

また、夏の夜は、羽根を開けた状態でシャッターを降ろせば、
夜風を取り込みながら、防犯効果も発揮できます。

外の騒音で困っているので、防音対策をしたい。
できればこの機会に、夏の日差しも和らげたい。分譲マンションに住んでいる。

対策方法 :
窓の室内側に、内窓の設置
高断熱複層タイプの異厚ペアガラスを組み込んだ
大信工業製プラストサッシを使用

優先順位が、防音であれば、内窓の設置になります。
この際、内窓に使用するガラスが大切です。

ガラスに、遮熱高断熱ペアガラスを選んだ場合、
窓の外側で遮熱するよりも効果は若干弱まりますが、
それでも遮熱することは可能です。

ただ、ペアガラスはその構造上、防音効果が弱まってしまう欠点があります。
それを克服するのが、異厚ペアガラスです。

異厚ペアガラスは厚みがあり重量もあるため、原則として
大信工業製プラストサッシと組み合わせるのがお勧めです。

夏の日中は日差し対策をしたい。夜は戸を開けて寝ていますが、
不用心で心配です。戸建住宅で、雨戸がある窓と、雨戸がない窓があります。

対策方法 :
窓の外側で、今ある雨戸をエコ雨戸(通風雨戸)に交換
窓の外側に、雨戸がない窓は、エコ引き違い雨戸の設置

元から雨戸のある窓には、雨戸パネルのみエコ雨戸を交換します。

雨戸パネル本体に羽根(スラット)が付いているため、
羽根の角度を変えることで、日中は羽根を閉じながら強い日差しの遮熱ができて、
夜は羽根を空けることで心地よい風を取り込むことができます。

夏の時期など日差しを抑えたい時などは、
雨戸を完全に閉め、その状態で羽根をコントロールして
日差しを思いのままにカットします。

そもそも雨戸がない窓の場合は、
網戸レールに窓枠をセットし、その中にエコ雨戸のパネルをセットします。

今の網戸は撤去するようになりますので、
網戸の付いたエコ雨戸を使用します。

夏の夜など、夜風は涼しいので窓を開けて寝たいところです。
ただ、窓を開けたまま寝るのは不用心のため、
結局は閉め切ってエアコンを付けて寝てしまうことも多いと思います。

エコ雨戸ですと、雨戸を閉めて鍵を掛けて、
その状態で雨戸の羽根だけを開けて通風できるのもお勧めです。

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